心に残る場所 8
記念館から北東へ約2kmの所、札幌扇状地の伏流水を源にもつ伏籠川の流域丘珠あたりは、札幌市内でも古くから開墾の鍬が入った所です。
丘珠のタマネギは全国的に名の知られた名産品だが、近年の人口増加による宅地化の波には勝てず、だんだんとその範囲を小さくしています。
またこの地域には丘珠獅子舞・篠路獅子舞・篠路歌舞伎など農村郷土芸能が根強く伝えられています。
先に大友堀についてふれたが、1867(慶応3)年、大友亀太郎が開墾の鍬を入れたのが現在の東区の南方であり、その耕地はお手作場と称し、大豆・アズキ・アワ・ヒエ・ジャガイモ・大根などがつくられました。
その用水路として大友堀がつくられたのであり、近くの本龍寺(日蓮宗)には札幌村創建百年碑が立っています。
また、東区北13条東16丁目には札幌村郷土記念館もでき、当時のようすを知る史料が展示されています。
幕末に豊平川の渡守りをしていた志村鉄一・吉田茂八らをたたえて、豊平橋の両岸たもとには記念碑が立っています。